母子家庭・シングルマザーが利用できる母子福祉資金貸付金とカードローン

キャッシング

経済的に負担が大きいとされる母子家庭の方に対する経済的援助は、地方単位でいくつもの補助金、助成金が存在します。
今回は、厚生労働省管轄の「母子福祉資金」についてご紹介します。

特に貸付については、民間金融機関のローンよりは、比較的高額の貸付の条件であったり、利息が低いものであったりといくつかのメリットが存在しています。

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度の利用方法

貸付対象になるのは、主に母子家庭で20歳未満の子どもを扶養している母親です
(2019年4月時点での制度内容です。)

生活資金貸付金制度

母子家庭の母、父子家庭の父又は児童、寡婦が対象の制度です。

制度趣旨・内容

知識技能を習得している間、医療若しくは介護を受けている間、母子家庭又は父子家庭になって間もない(7年未満)者の生活を安定・継続する間(生活安定期間)又は失業中の生活を安定・継続するのに必要な生活補給資金

利用限度額

【一般】月額 103,000円
【技能】月額 141,000円
(注)生活安定期間の貸付は、配偶者のない女子又は男子となった事由の生じたときから7年を経過するまでの期間中、月額103,000円、合計240万円を限度とする。 また、生活安定期間中の養育費の取得のための裁判費用については、1,236,000円(一般分の12月相当)を限度として貸付けることができる。 (注)3月相当額の一括貸付を行うことができる。

貸付期間

・知識技能を習得する期間中5年以内
・医療又は介護を受けている期間中1年以内
・離職した日の翌日から1年以内

据置期間

知識技能習得後、医療若しくは介護終了後又は生活安定期間の貸付若しくは失業中の貸付期間満了後6ヶ月

償還期間

(技能習得)20年以内
(医療又は介護)5年以内
(生活安定貸付)8年以内
(失業) 5年以内

利率

(保証人有)無利子
(保証人無)年1.0%

キャッシングでは生活資金利用目的が1位

「日常的な生活費の支払増加を補うため」とする利用目的は28.7%と出ています。
キャッシングを利用する前に、上記の該当者であればこの貸付金制度の利用も検討することをオススメします。
(関連記事)
【知ってる?】キャッシングの利用目的上位13位と融資の審査の関係とは

医療介護資金貸付金制度

母子家庭の母又は児童(介護の場合は児童を除く)
父子家庭の父又は児童(介護の場合は児童を除く)、寡婦

制度趣旨・内容

医療又は介護(当該医療又は介護を受ける期間が1年以内の場合に限る)を受けるために必要な資金

利用限度額

【医療】 340,000円
特別  480,000円
【介護】 500,000円

据置期間

6ヶ月

償還期間

5年以内

利率

(保証人有)無利子
(保証人無)年1.0%

その他の制度による補助制度

公的介護保険は40歳以上の人が全員加入して介護保険料を納め、介護が必要になった時に所定の介護サービスが受けられる保険です。
公的介護保険の給付は、要介護認定を受けた利用者が「1割または2割、3割」の利用料を支払うことで、「現物給付」による介護サービスを受けることができます。
(関連記事)
介護が必要な家族がいる方へ 費用の相場と介護保険で足りない場合の対処法とは

修学資金貸付金制度

母子家庭の母が扶養する児童、父子家庭の父が扶養する児童
父母のない児童、寡婦が扶養する子

制度趣旨・内容

高等学校、大学、高等専門学校又は専修学校に就学させるための授業料、書籍代、交通費等に必要な資金

利用限度額

※私立の自宅外通学の場合の限度額を例示
高校、専修学校(高等課程)   月額52,500円
高等専門学校          月額[1~3年]52,500円
[4~5年]90,000円
短期大学、専修学校(専門課程) 月額90,000円
大学              月額96,000円
専修学校(一般課程) 月額48,000円
(注)高等学校、高等専門学校及び専修学校に就学する児童が18歳に達した日以後の最初の3月31日が終了したことにより児童扶養手当等の給付を受けることができなくなった場合、上記の額に児童扶養手当の額を加算した額。

貸付期間

就学期間中

据置期間

当該学校卒業後 6ヶ月

償還期間

20年以内
専修学校(一般課程)5年以内

利率

無利子

※親に貸付ける場合、児童を連帯借受人とする。(連帯保証人は不要)
※児童に貸付ける場合、親等を連帯保証人とする。

国の補助制度や教育目的のカードローン

金融機関によって対象となる使途は若干異なりますが、学校に納める入学金や授業料だけでなく、パソコンなどの教材費や定期代、住居費、海外留学の費用など幅広い用途に使うことができます。

使い勝手がよく、通常のカードローンよりも借入利率が低いのもポイントです。
(関連記事)
学費|国の奨学金と金融機関が行う教育ローンの比較と3つの注意点

(▼その他 資金貸付金について)
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度公式ページはこちら
>内閣府男女共同参画局 母子父子寡婦福祉資金貸付金制度

ひとり親となる母子家庭には、教育や医療費など多くの助成金があります。地域の役所へも問い合わせてみましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社UPWARDS(一般社団法人Fintech協会会員)代表取締役 村田 1980年生 兵庫県神戸市出身|大手ネット銀行のリスク管理部出身|貸金業取扱主任者の資格取得者 銀行カードローンから、消費者金融のキャッシングについて、ノウハウやフィンテック系のトレンド情報から法律制度まで多彩なジャンルの情報を発信いたします。 現在、融資プラットフォーム「クラウドローン」立上げ中