ディーラーローンと銀行マイカーローンの4つの大きな違いに気付かず損をしていること

マイカーローン

みなさんが車を買うときというのは、家族が増えた時、転勤などで移動になった時。または仕事を独立した時になど多くのケースがあると思います。
今国内では、年間の販売台数がで新車中古車を合わせると、900万台が購入されています。
最近では、カーリースやシェアサービスを利用して所有しなくなりつつある流れになっておりますが、それでも900万台の購入がされていて、うち3割近くが分割払いを利用している状況です。

今回は意外に知らない、分割払いで損しないための方法と根拠をこちらの記事で説明していきます。

販売ディーラーで紹介されるディーラーローンに要注意

いきなり角が立ちそうなタイトルですが、ディーラーローンが悪いとは言いません。車を購入する人がディーラーローンしか選択できないような流れになっていることが問題なのです。
問題点もさることながら、対峙する銀行が用意している銀行ローンとの違いが主にどのようなものがあるか、具体的に4つ説明していきます。

ディーラーローンと銀行マイカーローンは金利が違う

結論から言うと、ディーラーローンは金利が高く、銀行マイカーローンが金利が安いのが、まず一つ目の差です。
例えば、
ガリバーでは9.8%、
ネッツトヨタでも7.8%
一方、
三菱UFJ銀行のマイカーローンは、1.5〜2.4%
三重銀行のマイカーローンも2.25%と、
最大8%以上も金利が違うのをご存知でしたでしょうか。

銀行のマイカーローン VS 信販系ディーラーローンで金利シュミレーション

この金利の差というのを、250万円の車を5年で返済。ボーナス月は2万円上乗せで返済した場合、どれほどの違いになるか。こちらの表をご確認ください。

銀行マイカーローン(年2.7〜3.8%) 信販系ディーラーローン(年8%)
通常月 46,624〜48,005円 × 50 53,485円 × 50
ボーナス月 66,624〜68,005円 × 10 73,485円 × 10
総額 299万7,440〜308万300円 340万9,100円

と、なんと、33万円〜41万円もお得なことが理解いただけると思います。

ディーラーローンと銀行マイカーローンは利用できる範囲が違う

わかりやすく言うと、ディーラーローンは購入する車のみに分割の支払いを設定することに対し、銀行マイカーローンは、車体だけでなく修理や車検代、さらには自動車学校まで使える銀行ローンが存在します。
自分好みの車にカスタムする場合にも、当然融資の借り換えにも利用することができるので、広い範囲で銀行ローンを使うことができるわけです。
(※銀行によって違いはありますので、個別具体的には契約内容を必ずご確認ください。)

ディーラーローンと銀行マイカーローンは所有権移転に違いがある

銀行マイカーローンの場合は、銀行から融資を受けて車をディーラーから購入するため、所有権は購入者側に移転します。
一方で、ディーラーローンの場合は、ローンを完済するまでは所有権が移転しません。
移転しないと何がデメリットかというと、処分です。
所有権が購入者側にあることで、第三者や購入業者に売却することは意思表示ひとつで行うことができますが、所有権が移っていない状態であれば、その手続きは非常に煩雑になります。
乗り換えたり、事情で不要になったりする場合の手続きが面倒なのがディーラーローンになります。

銀行マイカーローンは予め申込ができるがディーラーローンは事前申込が不可能

使い勝手の違いでいうと、もうひとつ。事前申し込みができるかできないか。の違いがあります。
銀行マイカーローンは、車を購入したいという決意ができれば、購入契約前に銀行マイカーローンに申し込み先に審査を行うことができます。
つまり、販売店には来店予約などをとっておき、予め銀行ローンに申し込みをしておくことで、来店時には融資が決まった状態で店舗に行くことができます。

銀行マイカーローンもメリットだけではなく、審査には数日期間が必要であるものや、比較的ディーラーローンに比べると審査が厳しいこともあります。
ただ、事前に申し込みができるという特徴を活かせば、まずは金利の低い銀行マイカーローンで申し込みをしておいて、もし審査通過できなかった場合には、ディーラーローンを申し込みすることだってできるわけです。

なぜ銀行マイカーローンを知らない人が多いのか

これだけメリットがある内容なら、ほとんどの人が銀行マイカーローンを使う選択をしているはずなのに、現実はそうではありません。
では、なぜそのようになっていないのか。
それは、販売者である側は紹介しないからです。

ディーラーローンの仕組み

ディーラー
こちらのようにカーディーラーは信販会社のローンを紹介することで、信販会社から手数料が発生しています。
つまり、分割支払いを検討している人であれば、銀行にマイカーローンがあることが教えず、信販会社の支払い方法と当然のように説明するわけです。

もうひとつ、少し複雑なのですが、
銀行マイカーローンが契約の機会に介入できない理由としては、割賦販売法の規制というものがあります。
こちらは経済産業省のホームページにもその旨の記載がありますので、気になる方はぜひご確認ください。
割賦販売法に関するFAQ

まとめ

金利・範囲・所有権・事前申込と、銀行マイカーローン4つのメリットをまとめてみました。
車の購入がまだだった人はラッキーと思っていただいて、事前に銀行マイカーローンにアクセスしておくことをお勧めします。
すでに信販会社のローンと利用して購入してしまった人は、残高が多く残っている場合には、借り換えという手段もあります。
ぜひ利用の検討してみてください。

日本初、銀行からの直接提案型ローンサービス
「クラウドローン」
画像タイトルや代替えテキスト

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社UPWARDS(一般社団法人Fintech協会会員)代表取締役 村田 1980年生 兵庫県神戸市出身|大手ネット銀行のリスク管理部出身|貸金業取扱主任者の資格取得者 銀行カードローンから、消費者金融のキャッシングについて、ノウハウやフィンテック系のトレンド情報から法律制度まで多彩なジャンルの情報を発信いたします。 現在、融資プラットフォーム「クラウドローン」立上げ中